私は本になりたい

本の話、本屋の話、あれこれ。

『一箱古本市の歩きかた』

今日は、この街だけじゃなくて、日本中の、すべての
本と街を愛するひとにむけて、おーい、と呼びかけたい
ちょっと特別なおたよりを書くような気持ちです

お世話になったナンダロウさんの本が発売になりました

『一箱古本市の歩きかた』  南陀楼綾繁 著  光文社新書

数日前に少し厚みのある封筒が店に届いて
なにかしら?と開けてみると、ナンダロウさんの新刊が入っていました
ナンダロウさん、ありがとうございます!

「ミスター 一箱古本市」ことナンダロウさんが教えてくれる
「一箱古本市」のいままでのこと、いま、これからのこと
読むのはもちろんだけど、それだけじゃない
本の楽しみかた、本とのつきあいかた、本と遊ぶ、ということ

各地のブックイベントが紹介されていて
「Book!Book!Sendai」のことも取り上げていただきました
重ね重ね、ありがとうございます
私もちょっぴり登場します。うふふー

ナンダロウさんが「一箱古本市」をはじめて、ひろめて
つづけてくれたおかげで
たくさんの街で、たくさんのひとが、つながって
あぁー、うまく言えないのですけれど

あの、すみません
街がとか、本がとか、出版業界がとか、そういう大きなことの前に
私のことを、小さな小さなことを

私の小さな生活と小さな世界が、前よりずっと楽しいのです
「一箱古本市」が私の生活と世界に現れてから
ほんとう、小さな話ですみません

「一箱古本市」のおかげで出会ったひとがたくさんいて
そのことだけでも、考えると、私はしあわせで
本と街に対する考えかた、見かた、つきあいかたも、すこしずつ変わって
まだまだ、すこしずつで、自分の中だけのことで
私だけでは、だれかになにかのよい作用をもたらすことはできないのだけど
ナンダロウさんが「一箱古本市」をはじめて、ひろめて、つづけてくれたおかげで
たのしいことうれしいこといいこと、たくさんありました
これからもたくさんあるのだと思います
それを、みなさんにも、届けたいなぁって

本のちから、信じてます

本を読む、というのは、個人的な作業で経験で
感想を語りあう、その個人的な記憶をわけあう、という以外の
本でひとがつながっていく方法を知らなかったのですけれど
こんなふうに、本をきっかけにして
街が、ひとが、つながっていくということ

一箱古本市で
一冊の本を手渡すとき、そこに会話があって
会話がなかったとしても
自分が読んで、経験したものがたりが、時間を過ごした本が
別の誰かの手でまた開かれて
ひとりとひとりが一冊でつながるというのが
なんだか奇跡みたいに思えたりして

ナンダロウさんのおかげで
私みたいにうれしかったり楽しかったりしたひとが
たくさんいて、これからもたくさんいるはずで
本に関する暗い話はたくさんあるけれど
売れないとか読まれないとか
でも、いい予感がここにあります

本のちから、だけじゃなくて
街のちから、ひとのきもちのちからも、信じられる
街は、日々は、きっともっとずっと、たのしくできる

ただ信じて待ってるだけじゃなくて、もちろん
動かなければ、はじまらないし、かわらないし
そう、動かなくちゃ、ね

「Book!Book!Sendai」の活動に関わらせてもらうことができて
それも本当に幸運で、ありがたくてしあわせなことだなぁって
そう思うのです。ほんとうに
末っ子気質のみそっかすで、何の役にも立てなくて申し訳なく
もっとがんばります
私は書店員で、書店員であることのメリットとかできることとか
もっと考えて、考えるだけじゃなくて行動しないと
・・・あらら、ひとり反省会が始まっちゃいそう

あらためて、ミスター一箱古本市、ナンダロウさんに感謝です
ありがとうございます!
そしてこれからもどうぞよろしくです

うまく説明できなくてごめんなさい
どうぞみなさん、買って読んで
私が何をお伝えしたかったか察してください


いまほど自分の頭の中にあることを言葉に紡ぐ能力がないことを
悔やんだことはありませんよ
思い入れたっぷりすぎて、うまく言えないです

読解力と推察力を読者に要求する不親切なブログで申し訳ありません
このブログを読めば読解力を鍛えられる
なんて効果は期待できませんのでご了承くださいませ
カテゴリ
日記
日時
2009年11月18日02:28
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みんなからのコメント

イトーさん
そうそう、そうなのです。
商店街とか警察署とか、手続き大変なのですよね。
私は直接自分でしたのではなくて、代表がするのを
見ていただけで、大変なことを全部お任せしてしまって
申し訳なくて、いちばんの心残りです。
これから続けていくのも、きっと大変なことだと思います

次回からは、じゃなくて、いまからでも
もっと役に立てるようになりたいなぁって
そう思うのですけれど、すぐには変われなくて
ぐずぐずしてます。まだ。はぁー。
イトーさんのおっしゃるとおり、すごくよいかたちで
エネルギーが動いてるのですよね。きっと。
私もエネルギーをもらうだけじゃなくて
返したり、与えたりできるようになりたいものです。

投稿者
ジュンコ
日時
2009年11月24日23:52
 僕は一箱古本市の経験はないけれど、公共スペースを使っ
たイベントをやった事があって、地元商店街とのやりとりや
、警察署から使用許可を取るのにえらい苦労をして、もう二
度とやるもんかと。
 お客として気楽に見て回っていると気がつかないけれど
、一箱古本市も同じような苦労があるはずで、それを続けて
やっていくのはちょっとやそっとのエネルギーではもたない
はずで。きっとナンダロウさん自身がものすごいエネルギー
の持ち主であると共に、それを受け止めてさらにエネルギー
にしちゃうような良い仲間が集まっているんでしょうね。
 そこではエネルギーの連鎖反応が生まれているんじゃ―
――ナンダロウさんが太陽としたら古本の詰まった一箱一箱
がソーラーパネル、お客さんが本というカタチに発電された
エネルギーを受け取って、その本を読むことでまた別のエネ
ルギーが生まれていく・・・・みたいな。

投稿者
イトー
日時
2009年11月18日03:44
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