風を感じて
ナチュラルに、のびやかに。
大地の火を守る人たち。
山形県内の農家の方がたを中心とした「湯治」を目的の人々が
身体を癒しにくる昔ながらの湯治場として知られる肘折温泉郷。
秋の週末、夫が以前からお世話になっている「つたや肘折ホテル」のご主人、
柿崎雄一さんにお会いするため、この山間の静かな温泉郷に向かいました。

初めて訪れた「肘折」の街。
温泉街のあちこちに張られた温かくセンスのいいアートなポスターに映っているのは柿崎さんはじめ、街を支える旅館や商店の若いご主人たちや女将さんたち。
「かもめ食堂」などの映画の監督、荻上直子氏の作品のポスターのような
この街の「空気感」は温かく、
よくある観光地としての温泉街とはどこか違っていました。
柿崎さんは、
開湯1200年を迎えるという歴史ある肘折温泉を守り繋いでいくための、
肘折プロジェクトの主要メンバーとして活動されています。
湯治のおじいちゃん、おばあちゃん達がやってくる「肘折」と、
東北芸術工科大学との連携のなかで創られた
若い人やクリエイターたちのアートな表現の場としての「肘折」。
その古くて新しいものの融合が、
魅力的で不思議なコミュニティを創りだし、
それをこの歴史ある街を守り繋いで行こうと集まる人たちの思いが、
温かなコミュニティを生み出しているのがわかりました。
柿崎さんが話してくださった肘折のこと、
温泉のこと、地蔵のこと、そして、
この街の歴史ある慣習「数珠まわし」や「36人衆」のこと。
お湯の権利を持つ36人衆という集落の家長が、年1度集まって
会議をしていろいろな取り決めや確認ごとをして
その後、数珠まわしをして宴会をする(契約講)慣習があるそうで、
会議は、天照大神などの神々が描かれた掛け軸の前でとり行われ、
儀式としての決まった会議の流れがあるという。
「どこの土地でもやっていることだと思っていたけれど、
こういう風習が残っているのは珍しいらしいんだよね」
笑って話す柿崎さんの話は、
どれも興味深く、面白くて。

お借りした立花文穂氏のやっぱり「アート」な本「球体」の中に、肘折を紹介した編があって
そこに柿崎さんが登場しており、数珠まわしのことが載っていました。

。。。。。。。。。。。。。
契約講は、男地蔵というものも兼ねていて、ひと月毎に、
男地蔵が数珠と一緒に各家に持ち回っていくものらしい。回覧板が地蔵になったようなものか?
もちろん、女地蔵もある(なぜかふたつある)。三角関係か?
いろんな輪っかが、肘折のなかに存在している。
地蔵と数珠を見たいとユーイチさんにおねがいしたら、
「今、どこのウチさいるんだっけなぁ」といろんな家に電話かけまくって探してくれた。
男地蔵と数珠は、半次郎さんのところ。女地蔵はえびす屋旅館と斉藤旅館にあった。
みんな、気さくに、こんなものが珍しいのか?といった具合で、とくに貴重なかんじというわけではなかった。
持ち回りがくると、仏壇の脇において、毎日お茶とかお花とかを供えるそうだ。
(立花文穂責任編集「球体2」六耀社 より)
。。。。。。。。。。。。。。
入れていただいた美味しいコーヒーを飲みながら
聞いたお話と柿崎さんの温かい笑顔に、
そしてもちろん「温泉」に
カラダもココロも癒され、
いい時間をすごしたい秋の一日。
その後は、
柿崎さんお勧めの「羽賀だんご店」さんのお団子と、

「寿屋」さんのお蕎麦を堪能し、
仙台への帰途についたのでした。
柿崎さん、ありがとうございました!
自分が生まれ育った場所をこうして愛し守っていくことを、
毎日を大切に生きることで重ねていく。
そうして、この場所に生きてきた代々の方たちの人生も繋いでいくんだなぁ。
ブログを書いていて、そんな風に思いました。
今自分が生きているこの瞬間は自分だけの時間ではないと
教えていただいたような気がします。
冬のイベントには、冬の花火や巨大雪だるまも作られるそうです。
季節が変わるたびに、また訪れてみたい場所になりました。

朝市。
初めて見るものがいっぱい!
朝市のことは「リナロな日々」にも書いてます♪

元湯。
しめ縄が物語る感謝の心。

地蔵倉への遊歩道。
凜とした気が心地いい。
「風を感じて」のトップへ身体を癒しにくる昔ながらの湯治場として知られる肘折温泉郷。
秋の週末、夫が以前からお世話になっている「つたや肘折ホテル」のご主人、
柿崎雄一さんにお会いするため、この山間の静かな温泉郷に向かいました。

初めて訪れた「肘折」の街。
温泉街のあちこちに張られた温かくセンスのいいアートなポスターに映っているのは柿崎さんはじめ、街を支える旅館や商店の若いご主人たちや女将さんたち。
「かもめ食堂」などの映画の監督、荻上直子氏の作品のポスターのような
この街の「空気感」は温かく、
よくある観光地としての温泉街とはどこか違っていました。
柿崎さんは、
開湯1200年を迎えるという歴史ある肘折温泉を守り繋いでいくための、
肘折プロジェクトの主要メンバーとして活動されています。
湯治のおじいちゃん、おばあちゃん達がやってくる「肘折」と、
東北芸術工科大学との連携のなかで創られた
若い人やクリエイターたちのアートな表現の場としての「肘折」。
その古くて新しいものの融合が、
魅力的で不思議なコミュニティを創りだし、
それをこの歴史ある街を守り繋いで行こうと集まる人たちの思いが、
温かなコミュニティを生み出しているのがわかりました。
柿崎さんが話してくださった肘折のこと、
温泉のこと、地蔵のこと、そして、
この街の歴史ある慣習「数珠まわし」や「36人衆」のこと。
お湯の権利を持つ36人衆という集落の家長が、年1度集まって
会議をしていろいろな取り決めや確認ごとをして
その後、数珠まわしをして宴会をする(契約講)慣習があるそうで、
会議は、天照大神などの神々が描かれた掛け軸の前でとり行われ、
儀式としての決まった会議の流れがあるという。
「どこの土地でもやっていることだと思っていたけれど、
こういう風習が残っているのは珍しいらしいんだよね」
笑って話す柿崎さんの話は、
どれも興味深く、面白くて。

お借りした立花文穂氏のやっぱり「アート」な本「球体」の中に、肘折を紹介した編があって
そこに柿崎さんが登場しており、数珠まわしのことが載っていました。

。。。。。。。。。。。。。
契約講は、男地蔵というものも兼ねていて、ひと月毎に、
男地蔵が数珠と一緒に各家に持ち回っていくものらしい。回覧板が地蔵になったようなものか?
もちろん、女地蔵もある(なぜかふたつある)。三角関係か?
いろんな輪っかが、肘折のなかに存在している。
地蔵と数珠を見たいとユーイチさんにおねがいしたら、
「今、どこのウチさいるんだっけなぁ」といろんな家に電話かけまくって探してくれた。
男地蔵と数珠は、半次郎さんのところ。女地蔵はえびす屋旅館と斉藤旅館にあった。
みんな、気さくに、こんなものが珍しいのか?といった具合で、とくに貴重なかんじというわけではなかった。
持ち回りがくると、仏壇の脇において、毎日お茶とかお花とかを供えるそうだ。
(立花文穂責任編集「球体2」六耀社 より)
。。。。。。。。。。。。。。
入れていただいた美味しいコーヒーを飲みながら
聞いたお話と柿崎さんの温かい笑顔に、
そしてもちろん「温泉」に
カラダもココロも癒され、
いい時間をすごしたい秋の一日。
その後は、
柿崎さんお勧めの「羽賀だんご店」さんのお団子と、

「寿屋」さんのお蕎麦を堪能し、
仙台への帰途についたのでした。
柿崎さん、ありがとうございました!
自分が生まれ育った場所をこうして愛し守っていくことを、
毎日を大切に生きることで重ねていく。
そうして、この場所に生きてきた代々の方たちの人生も繋いでいくんだなぁ。
ブログを書いていて、そんな風に思いました。
今自分が生きているこの瞬間は自分だけの時間ではないと
教えていただいたような気がします。
冬のイベントには、冬の花火や巨大雪だるまも作られるそうです。
季節が変わるたびに、また訪れてみたい場所になりました。

朝市。
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朝市のことは「リナロな日々」にも書いてます♪

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表しています。
小田切恵が仙台『LINALO・リナロ』のチッキンから「自分らしく生きること。暮らすこと。」をテーマに発信するナチュラルスクール。マクロビオテイックや薬膳、子どもや親子の季節を楽しむ料理教室なども開催中。
ブログ「リナロな日々」も、ご覧ください。

こんにちは!
相原さんは、新庄支社にもいらっしゃたんですか。
肘折は初めていったんですが、静かさに、いかに普段雑踏
のなかにいるのかがわかりました。
冬は、覚悟が必要?!でも、冬の花火見てみたい気がしま
す。
がします。
コーヒーカップは、尾花沢の陶芸家・高橋さんの作品では
。
かつて、新庄支局にいましたので、柿崎さんとは面識があ
ります。
肘折、いいところですよね。冬がいいですよ。気合入れて
行かないとかなり怖いですが。