おいしい農家レストラン夢日記
東北地方の農家レストランの魅力を伝えます。
「ちょっとひと工夫」とアイデアで「価値」を創る
実はこの農家民宿「河北町には、こんなにいい素材があるのに生かされてないなんてもったいない。」という坂下さんの気持ちから出来ています。「平爪がにがなかったら、ここはなかったわ。」と坂下さん。

長面浦では、平爪がにという毛ガニの一種ですが、小さくて既存の市場流通では「あまり価値がない」と安く買いたたかれているカニがありました。
「それに、魚をあげる網にもひっかかって、ちょっと邪魔もののカニ。。味は美味しいんだけどね。。」という地元の評価。
これを何とか生かしたいと、坂下さんが始めたのが「浜の食堂」と「カニ外し体験」という海の仕事の体験メニュー。自分の家でだったら、カニも活用できるし、海の仕事を体験したい人に外してもらえれば手間も省けるし・・・。
浜の食堂は、のんびり村の原型で、その地域の「そのまま」の食材がお料理として提供される食堂でした。けれど、それも「その地域でしか食べることができない絶品の食材」があってのこと!
こうして「価値がない」と買いたたかれていたカニが、農家民宿ではとびきり素敵な海のメニューに早変わり。
「価値ってやり方次第で変えられる。。」と教えてくれたお話でした。

こうした一次産業現場での、いいものはあっても「買いたたかれてしまう現状」いつもどうにかならないかな、と思うのですが、
自家や地域で直接販売をしたり、「これってこういうものなのよ。」と生産者の方が伝えることができることが、先ずは、こうしたいい生産物の価値を正当に評価することにつながる第一歩になりそうです。
農家民宿では、農家が普通に接していることや、地域で当たり前な価値、だけどはっきりと「価値として認められていないもの」にちょっとひと工夫を加えることで、「新しい農村の価値」が生まれいでる、
そんな場所に 私には見えるのです。
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